
今日からはじめるLINE@講座 LINEボットをDialogfowでつくる PART3
大して使えねーなと、前回思った方も多いでしょう。
そうです、対話系のAIのAはアナログのA?と
思えるほど、少し面倒な入力をしていかないと
賢くなったりはしません。
どこが、どんな動きをしたのでしょう?
「私の名前はカルメンです」というメッセージに「ちょっと分かりませんでした。」と答えました。
つまり、どこかでに「ちょっと分かりませんでした。」が格納されていています。
その下にある「INTENT」には「Default Fallback Intent」とあり、その「INTENTS」のメニューのリストの中には「Default Fallback Intent」がある。
「INTENT」インテントを僕は「ひとつの意志」「行動する為のひとつの意志」と理解をしている。
なんらかの「ユーザインプット」に対して反応する「意志」のかたまりが「AI」を構成する。
今回のキスパンのBOTはいくつかの「意志」を持つ
登録されていない言葉に返答する「意志」がある
Training phrases が空だ。勉強させていないと言える。
そして、6つの言葉のいずれかを返答するようになっている。
試しに「Response」の上の画像のテキストを変更し保存して、適当な言葉を投げかけると返答が変わっているはずだ。
本題に戻ろう。今回作成するBOTは、どんなユーザのインプットに対して「Intent」を持たせるかおさらいする。
- 価格を答える意志
- メリットや特長を答える意志
- 制作について答える意志
- 挨拶や雑談に答える意志
意志は、自分が行動するためのトリガーを持つ必要がある。
デフォルトの状態で「こんにちは」はトリガーになっている
「こんにちわ」はトリガーとなっていない。
AIの精度はこの言葉の揺れを補正することだと考えている
挨拶だけで考えたら、朝、昼、晩と時間で違う「挨拶」が必要になるので、「昼」だけに絞る
こんちわ、こんち、こんちゃ、こんにち、こんにちわ、こんにちは等、少しずつ違うことをユーザが言ってくることが想像される。これら複数のユーザの入力に対して「***さん、こんにちは」とAIがそのひとつの答えを返すようにしていきたい。
次回は意志が言葉の揺れをどう吸収するか紹介します。